日本精機、物流子会社が東京湾岸に拠点開設

ロジスティクス日本精機（新潟県長岡市）は1日、子会社で精密機器の運送を手掛ける日精サービス（NSS、同）が、千葉県市川市塩浜に「東京湾岸営業所」を開設する、と発表した。

同営業所は、首都高速湾岸線浦安ICに近く、大井埠頭や山下埠頭、成田空港へのアクセスにも優れた立地となっている。

国内産業の空洞化による物流量減少が懸念される中でも増加が見込める輸出入貨物をターゲットとした物流拠点を開設し、輸入コンテナの輸送、倉庫保管、流通加工、納入管理業務の拡大を狙う。

また、米国同時多発テロの発生以降、世界的にセキュリティ確保の気運が高まる中、NSSは東京税関からAEO制度の認定通関業者、特定保税承認者の認定を取得しており、今後、特定保税運送者の取得も進める。

今後は、輸出入貨物の物流拠点を全国に展開する、としている。