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ニチレイロジグループ、物流環境大賞で2賞に選定

2022年7月8日 (金)

(イメージ)

認証・表彰ニチレイロジグループ本社は8日、日本物流団体連合会(物流連)が主催する「第23回物流環境大賞」で「先進技術賞」と「特別賞」を受賞したと発表した。

物流環境大賞は、物流連が2000年に創設。物流部門における優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、先進的な技術開発などで環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献した団体・企業・個人を表彰する。

先進技術賞に選ばれたのは、グループのキョクレイ(横浜市中区)の「太陽光発電設備による環境負荷低減と省エネ型省力化機器による庫内作業自動化推進」に係る取り組みだ。「本牧物流センター」(横浜市中区)に太陽光発電設備と、省エネ型省力化機器としてパレット搬送型AGV(無人搬送車)4台を導入。CO2削減と自動化による作業負担軽減を実現した。導入したAGVには、状況の自動認識機能を備えたセンサーを搭載し、有人フォークリフトと交差するエリアでの安全性も確保した。

特別賞には「車両待機問題の緩和・解消に向けたトラックバース予約システムによる入庫車両接車時間の完全予約制導入」が選ばれ、グループ11社が共同で受賞した。国内30拠点でトラックバース予約システムを完全導入することで、入庫車両接車時間の事前予約を可能としたほか、グループ全体でトラック待機時間の削減やCO2削減を実現した取り組みが評価された。