ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

全国初の高速道路水素ステーション、東名足柄SAに

2023年7月26日 (水)

国内中日本高速道路(ネクスコ中日本)は26日、中日本エクシス(名古屋市中区)と岩谷産業とともに、東名高速道路・足柄サービスエリア(SA、下り)で整備を進めている水素ステーションを9月15日、14時にオープンすると発表した。高速道路のSA・パーキングエリア(PA)での水素ステーションの開業は全国初となる。

▲足柄SA下りの位置図(クリックして拡大、出所:NEXCO中日本)

同水素ステーションの営業時間は8~20時で、供給方式はオフサイト型の液化水素貯蔵、供給能力は平均300ノルマルリューベで大型トラックにも短時間で充てんが可能。充てん圧力は82メガパスカル、充てん口数は2か所。

▲イワタニ水素ステーション 足柄SA

ネクスコ中日本は、地球規模の環境問題の解決に寄与するため、高速道路ネットワーク整備によるCO2排出量の削減やEV(電気自動車)充電設備の拡充などに取り組んでおり、今回設置する水素ステーションの利用状況や燃料電池自動車(FCV)の普及状況などを踏まえて、今後の高速道路への展開を検討するという。

岩谷産業は現在、高速道路外で53か所の水素ステーションを営業中で、今後もFCV普及促進や利便性向上を目指して、全国で水素ステーションの整備を進める。

FCVは排気ガスを発生させない環境対応車であることに加え、ガソリンに比べてエネルギー効率が高く、短時間充てんで長い航続距離が確保できる特徴があり、次世代の環境対応車として注目されている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com