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三菱ふそう、5分でEVトラックバッテリー交換実証

2023年7月26日 (水)

調査・データ三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は26日、バッテリー交換ソリューションを開発するAmple(アンプル、米国)と日本国内における EV(電気自動車)トラック向けバッテリー交換技術の共同実証に関する契約を締結したと発表した。

今回の実証実験は、MFTBCの電気小型トラック「eCanter」(eキャンター)の長距離走行などによる活用の可能性拡大と、新しいバッテリー交換技術の商業化を探る取り組みとなる。

初期の実証ではeキャンター新型モデルを使用し、アンプルのモジュールを装着した同車がアンプルのバッテリー交換ステーションに入庫すると、ロボットが自動でバッテリーを交
換する。バッテリーの交換時間は5分を目標とすることで、技術の拡張性や、顧客の反応など、国内商業化の可能性を検討、今冬に国内での試験車走行を実施するという。

▲バッテリー交換技術のイメージ(クリックして拡大、出所:三菱ふそうトラック・バス)

EVトラックはカーボンニュートラルなどに貢献するが、充電時間の長さによる非稼働時間の長さが課題となっており、一般的なEV小型トラックの充電時間は、普通充電で10時間、急速充電で1~2時間を要する。両社はEVトラックのバッテリー自体を交換して、トラックの稼働可能時間を高めることで、物流業界のEVシフトを後押しするという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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