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パナソニック、藤沢市と東京で自動配送ロボ運用

2023年8月2日 (水)

調査・データパナソニックホールディングス(HD)は1日、「道路交通法の一部を改正する法律」に規定された遠隔操作型小型車における届出において、日本で初めて届出が受付され、神奈川県藤沢市の「Fujisawa(フジサワ)サスティナブル・スマートタウン」にて自動配送ロボット(遠隔操作型小型車)の運用を開始したと発表した。また、東京都千代田区丸の内での届出も受付され、自動配送ロボットを用いた実証サービスの提供を開始する。

▲自動配送ロボットが公道を走行する様子(出所:パナソニックHD)

フジサワ・サスティナブル・スマートタウンは、パナソニック工場跡地で、同社グループら18団体と藤沢市が参画するまちづくりプロジェクトで、これまで同エリアで提供してきたロボット配送サービスをベースに周辺地域の食材や食品などを自宅に届けるため、自動配送ロボットを運用する。千代田区での運用は1日からの公道走行をスタートとし、丸の内仲通りで開催される社会実験イベントにて、ロボットによる商品販売サービスを9日から9月21日まで提供する予定としており、9月からはロボットを2台同時に運行してサービスを提供する。

昨今、国内ではロボットサービスの社会実装に向けた検討が進められている。ことし4月には、道路交通法の一部を改正する法律が施行されることで自動配送ロボット運用は届出制となり、一定の大きさや構造の要件を満たすロボットは必要な審査を経ることで、遠隔操作型小型車として公道での審査無く、書類提出のみの手続きでロボットの公道走行が可能となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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