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日本石油輸送1Q、経費増で営業赤字決算に

2023年8月4日 (金)

財務・人事日本石油輸送が4日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比2.7%減の78億7600万円、営業損益が6800万円の赤字(前年同期は1億1300万円の黒字)、最終利益が同83.5%減の2500万円。人件費や修繕費などの経費増加により営業赤字となった。

石油輸送事業では、鉄道輸送が出荷地変更などで減収も、自動車輸送の需要増や主要顧客の運賃見直しにより、事業全体の売上高は4%増の34億9400万円。高圧ガス輸送事業は、LNG(液化天然ガス)輸送で鉄道輸送の終了などがあったが、他社事業の譲受による増収などもあり、売上高は0.3%減の20億7300万円と前年並みを保った。化成品・コンテナ輸送事業は、化成品は国内外の輸送需要低迷により、コンテナは一部の工業品の輸送終了によりそれぞれ減収となり、売上高は13.8%減の21億6800万円だった。

24年3月期の通期連結業績は売上高が前期比2.4%増の360億円、営業利益が同10.7%増の17億円、最終利益が2.3%減の12億円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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