
▲石川金沢配送センター(出所:サントリーホールディングス)
拠点・施設サントリーホールディングス(HD)は4日、北陸にあった9か所の配送拠点を統合した北陸3県(石川・富山・福井)への新配送拠点「石川金沢配送センター」(石川県白山市)が8月に稼働すると発表した。大和ハウスグループの若松梱包運輸倉庫(金沢市)が運用する。
同センターは村田機械製のパレット自動倉庫システムを採用。庫内作業を省人化することで、トラック荷台から倉庫に貨物を積み下ろす荷受け作業にリソースを割き、ドライバーの待機時間削減につなげる。従来と比較してドライバーの労働時間を年間4400時間、トラックの輸送距離を16万5000キロ、CO2排出量を150トン削減できるとしている。
新センターは敷地面積1万5356平方メートルに、延床面積1万6491平方メートルの2階建て、鉄骨造。ビールパレット換算で8640パレットの保管が可能だ。
サントリーHDと若松梱包運輸倉庫は、国土交通省が定める物流総合効率化法の認定を取得し、輸配送網の再構築や施設設計で協働。同センターをこれまでの拠点や輸送網を集約した配送拠点とすることで、繁忙期に溢れる在庫の集約、横持ちの削減、環境負荷の軽減を図る。
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