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C&W、LF奈良ANNEX竣工で奈良の拠点化推進

2023年8月8日 (火)

国内クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は8日、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(東京都千代田区)が奈良中央アネックス特定目的会社を通じて、奈良県安堵町でマルチテナント型の物流施設 「LF奈良ANNEX(アネックス)」を竣工し、7日に竣工式を執り行ったと発表した。

▲LF奈良ANNEXの外観(出所:C&W)

同施設は、地上4階建て、延床面積3万7600平方メートルのボックス型マルチテナント物流施設。西名阪自動車道・大和まほろばスマートインターチェンジ(IC)から1.5キロ、法隆寺ICから3キロの位置に立地し、近畿圏主要都市へのアクセスに優れている。周辺は奈良県最大の工業団地である昭和工業団地を中⼼とする産業集積エリアであることから、県内の地域配送拠点や、大阪・京都・名古屋方面への広域配送拠点としての需要が見込まれ、所在地から15分圏内に8.5万人、30分圏内に42万人の労働人口を抱えており、雇用確保の観点からも好立地と言える。

また、建築環境総合性能評価システムCASBEEのAランク認証、建築物省エネルギー性能表示制度BELSの5スター、ZEB Ready認証を取得、そして太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備の設置を予定するなど優れた環境性能を備え、24時間対応の非常用発電機を備えるなどBCPにも対応する。

同社では、保管効率を重視する同施設と、隣接するダブルランプウェイを備えるLF奈良と合わせて、多種多様な物流ニーズに対応し、奈良県における雇用創出と地域経済の発展への貢献を目指す。

「LF奈良ANNEX」施設概要
所在地:奈良県生駒郡安堵町大字岡崎367番19
用途地域:準工業地域
延床面積:3万7605平方メートル
構造:地上4階建て、鉄骨造
着工:2022年5月
竣工:2023年7月