ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

セイノーHD、1Q低調響き業績予想を下方修正

2023年8月10日 (木)

財務・人事セイノーホールディングス(HD)は10日、2024年3月期の連結業績予想を下方修正した。通期連結売上高を当初予想の6639億2000万円から6414億4000万円(前期比3.4%減)、営業利益を321億円から273億2000万円(同14.9%減)、最終利益を214億円から178億円(16.8%減)にそれぞれ引き下げる。主力の輸送事業で貨物量が想定を大幅に下回ったことが要因。第2四半期以降は取扱量が回復するとみているが、第1四半期の落ち込みを補いきれない見込みだ。

同日発表した24年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比4.4%増の1592億4200万円、営業利益が同15.2%減の61億6100万円、最終利益が18.7%減の44億2900万円と増収減益だった。

輸送事業全体の売上高は1.3%増の1178億6400万円、営業利益は30.6%減の37億5700万円。中核会社の西濃運輸に関東西濃運輸、濃飛西濃運輸、東海西濃運輸の3社を統合し、低積載便の削減や運行効率の向上を図り、成長分野の貸切領域では貸切車両を手配できる新サービス「見つカルチャーター」を開始するなど、新規荷主の獲得や出荷継続率の向上、取扱量の確保に努めた。コスト高となる長距離帯や採算性の低い高重量帯を中心に適正運賃収受も推進した。

自動車販売、物品販売、不動産賃貸事業などは増収増益だった。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com