ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

熊本・南阿蘇で農産物マッチング実証、凸版印刷

2023年8月25日 (金)

産業・一般凸版印刷は25日、熊本県南阿蘇村とともに、南阿蘇村と近隣地域で収穫された農産物の地元消費を目的として、地域の生産者と実需者をアプリ上でつないで需給情報をマッチングする実証実験を28日から開始すると発表した。期間は2024年3月31日まで。

実験では凸版印刷が開発した農産物需給情報のマッチングプラットフォーム「ジモノミッケ!」を活用。生産者は供給情報、実需者は需要情報をコンピューターやスマートフォンで登録し、入札や落札などのマッチング状況をリアルタイムで確認、マッチング後は指定日時に専任の配達員が農産物を集荷、実需者に納品する仕組みだ。

南阿蘇村では、農業の経営維持や後継者減少などの課題を解決するため、農業みらい公社と連携しながら地域内の生産者と実需者とのマッチングを実施してきたが、業務の効率化を図るため、凸版印刷の同プラットフォームを導入し、地産地消の促進と地域活性化の促進を促進する。

今後の展望としては、同実証による効果検証を経て24年4月から同プラットフォーム南阿蘇版の本格導入を目指す。凸版印刷は30年度までに、関連受注を含めて10億円の売上と、全国の卸売市場など50拠点でのジモノミッケ!の導入を目標に掲げている。

▲ジモノミッケ!南阿蘇版のサイトイメージ(出所:凸版印刷)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com