水素吸蔵合金配送で夕涼み会の電力を供給｜短報

（出所：三菱化工機）

調査・データ三菱化工機（川崎市川崎区）は8月31日、那須電機鉄工（東京都新宿区）、日本フイルコン（稲城市）とともに、同26日に開催された「南多摩駅夕涼み会」で水素吸蔵合金配送システムの実証実験を行ったと発表した。3社は同システムの2024年度の商業利用を目指して協働している。

実証では、三菱化工機川崎製作所で製造した水素を、水素吸蔵合金タンク（HMタンク）に充てんして夕涼み会の会場まで運搬、会場に設置した可搬型燃料電池システムから調理機器や音響機器に電力を供給した。当日は15時から21時まで連続運転し、ステージの音響システムとキッチンカーに安定した電力を供給できた。

三菱化工機など3社、水素吸蔵合金配送を実証

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