ANA、荷主向けにCO2排出削減割当サービスを開始

環境・CSRANAは4日、持続可能な航空燃料（SAF）などの活用を通じて、航空貨物輸送など企業の事業活動で間接的に排出するCO2（スコープ3）の可視化、CO2排出を削減するサービス「SAF Flight Initiative: For the Next Generation」（SAFフライトイニシアチブ）を荷主企業向けに提供を開始すると発表した。

SAFフライトイニシアチブは2021年10月に立ち上げたサービスで、従来の貨物輸送のプログラムでは同社と直接取引のある貨物代理店にCO2削減証書を発行していたが、新サービスでは貨物代理店から得た荷主企業別の重量や距離などの輸送実績に基づき、荷主企業へのスコープ3削減の割り当てを行う。

スコープ3削減の機運は高まっており、貨物代理店に航空貨物を預ける荷主企業からのCO2削減証書発行の要望に応えた。

（出所：ANA）

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