サービス・商品3Dシミュレーションソフト「FlexSim」(フレックスシム)国内総代理店のゼネテック(東京都新宿区)は12日、住友商事とともに、物流倉庫内業務の効率化と精度向上を図るための高精度デジタルツインの活用で協業すると発表した。
住友商事は、個人の能力に基づいたスキル管理で物流センターでの作業進ちょくを可視化し、実績データを分析して生産性向上を支援する「スマイルボードコネクト」を提供している。協業では、スマイルボードコネクトが収集した作業者の生産性データをフレックスシムに統合し、フレックスシムのAI(人工知能)による最適化機能「オプティマイザー」を活用して適切な作業人数と配置を計算。これを現場に反映させることで、作業者のパフォーマンスを考慮した詳細な配置計画を実現し、業務工数の削減と計画の精度向上につなげる。

▲画面イメージ(出所:ゼネテック)
これにより、フレックスシムのレイアウト検討時間が90%以上短縮されると同時に、生産性が5%以上向上、人件費削減効果が7%実証されたとしている。
協業の成果や取り組みについては、13日から15日まで東京ビッグサイトで開催される国際物流総合展で、ゼネテックと住友商事の隣接したブースで紹介する。
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