環境・CSRNSユナイテッド海運は21日、オランダのロッテルダム港でケープサイズばら積み貨物船「NSU NEWSTAR」(NSUニュースター)にバイオディーゼル燃料を供給し、出港後に公海上で同燃料による試験航行をことし3月に実施したと発表した。この試験航行は同社で4隻目となる。

▲ケープサイズバルカー NSU NEWSTAR(出所:NCU)
供給されたバイオディーゼルはパーム油工場の廃棄物を原料にしており、従来の化石燃料と比較して温室効果ガスの排出削減が期待される。燃料は欧州のISCC( International Sustainability and Carbon Certification)認証を取得し、原料のトレーサビリティも確保されている。
NSユナイテッド海運は、バイオディーゼルが舶用エンジンや既存インフラでの使用が可能であることから、低炭素燃料として活用。今後も温室効果ガスの削減を追求し、サステナブルな社会発展に取り組むとしている。
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