環境・CSR伊藤忠商事は22日、舶用燃料供給(バンカリング)大手のペニンシュラ・ペトロリウム(スペイン)とスペインでのアンモニア・バンカリングの共同開発に関する覚書を締結したと発表した。伊藤忠商事とパートナー企業による世界的なアンモニアのサプライチェーン構築と、アンモニア燃料船の開発、その保有・運航で構成された「統合型プロジェクト」の実現に向けた取り組みの一環。
ペニンシュラはLNG(液化天然ガス)やバイオ燃料を含む舶用代替燃料事業に取り組んでおり、地中海域で主要企業との強固な関係性と強力な地盤を持つ。伊藤忠商事はペニンシュラと連携し、ジブラルタル海峡に位置するスペイン・アルヘシラス港でアンモニア・バンカリングの共同開発を進め、世界的な舶用アンモニア燃料サプライチェーンの構築を目指す。
伊藤忠商事はこれまで、シンガポールでアンモニア・バンカリングの開発を推進してきたが、今後はスペインだけでなく、他の欧州地域、パナマ、中東、日本など国際海上物流の要衝となる地域でも舶用アンモニア燃料サプライチェーンの開発を並行して進める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com