ロジスティクスロボティクスプラットフォームを提供するラピュタロボティクス(東京都江東区)は、安田倉庫の厚木営業所に、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を納入したと発表した。安田倉庫はDX事業推進室を新設するなど自動化ソリューションを活用した省人化・省力化を推進しており、その一環としてラピュタPA-AMRの本格導入に至った。
安田倉庫はラピュタPA-AMRの体験プログラムを利用し、AMRが作業スタッフと適切に連携できているか、生産性が向上しているかを検証。プログラム内でデータ分析を通じた管理や計画、現場の課題解決への具体的な施策を立案し、平均40%の歩行時間と30%の作業時間の削減に成功した。
厚木営業所では従来、カートを使用したシングルピッキングを行っていたが、作業員の歩行時間が長くなる問題に直面していた。ラピュタPA-AMR導入に伴いマルチオーダーピッキングに切り替えることで、歩行時間を削減するとともに、手ぶらでのピッキングが可能なことから作業スタッフの負担を軽減した。
さらにラピュタPA-AMRから得られるデータを活用し、作業スタッフの生産性を可視化。データを個別フォローに活用してピッキング効率を向上させており、渋滞するロケーション分析やレイアウトの変更など、継続的な改善活動にも役立てている。
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