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荷主・配達員の多様ニーズに応えるEC宅配サービス

2023年10月2日 (月)

サービス・商品CBcloud(シービークラウド、東京都千代田区)は2日、EC(電子商取引)事業者向けに「ピックゴー宅配」の提供を4日から開始すると発表した。業務提携するトランコムの幹線輸送力とセンター運営ノウハウ、はぴロジ(福岡市中央区)と協働するオープン型ラストマイル配送サービス「コネット便」などを統合することで、荷主企業に対して柔軟な配送サービスを提供すると同時に、最終消費者ニーズへの対応、配達ドライバーの働き方の多様性に応える。

(出所:CBクラウド)

具体的には、同社の配送プラットフォーム「ピックゴー」の配送パートナーの調達力とシステム開発力を応用し、コスト競争力と配送品質を両立させ、全国ターミナルからシンプルな配送経路で配送を行うことで不要な固定費をかけずに商品を最終消費者に配送する。セールや新商品発売など注文が急増する時も、ピックゴーの活用により配送遅延を防ぎ、リピート率向上や荷主の在庫管理の最適化を実現させる。また、多様な受け取りニーズに対応するため、購入当日中の配送や帰宅時間が遅い顧客には夜間配送などの実施により、不在・再配達による受け取り側のストレスを軽減させる。

ピックゴー宅配では宅配案件も多様な時間で行うため配送パートナーは、他の案件と組み合わせるなど柔軟な働き方を後押しする。また、宅配に不慣れなドライバーの心理的な障壁を取り除くため、宅配業務効率化システム「SmaRyuポスト」(スマリューポスト)の活用を推進し、宅配業務に従事しやすい環境を提供することで、ドライバーの生産性向上と、宅配ドライバー人口の裾野拡大を目指す。

シービークラウドはEC市場の拡大に対応するため、2022年に物流不動産大手シーアールイー傘下のはぴロジとコネット便を共同リリースし、ことし5月にはソフトバンクグループ発のMagical Move(マジカルムーブ)を100%子会社とし、EC宅配サービス「Scatch!」(スキャッチ)のサービスを強化。コネット便とScatch!をピックゴー宅配に統合させ、一体運営を開始する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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