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豊田通商とMTK、中国に異形磨棒鋼の新工場

2012年11月22日 (木)

拠点・施設豊田通商は21日、エム・ティー・ケー(MTK、岐阜市)と共同で、中国でLMガイド用異形磨棒鋼の製造・販売を行うと発表した。

中国・大連で2月に設立した新会社・大連邁特科精工の工場が11月末に完成、新春の操業開始を目指している。

新会社は、THK中国(遼寧、無錫)工場で製造するLMガイド用素材(異形磨棒鋼製品)を中心に製造・販売する。

MTKは、岐阜市の本社工場、山口工場(山口県山陽小野田市)で異形磨棒鋼を生産しており、その特殊鋼二次加工ノウハウを活用して、二次加工の現地調達化を行い、現地に進出している日系企業に供給する。

また、豊田通商は鋼材安定供給機能を新会社に提供することで、現地調達化ニーズに対応する。新会社の出資比率は、MTKが85%、豊田通商15%。11月末に完成する工場の敷地面積は2万4020平方メートル、建築面積は1期分として8520平方メートルとなっている。