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運賃収受は希望より「低い」が84%、東ト協連調査

2023年10月16日 (月)

調査・データ東京都トラック運送事業協同組合連合会(東ト協連)は16日、定期で年2回実施している運賃動向に関するアンケート調査の結果をまとめた。アンケートは7月末に行い、東ト協連に加盟する168事業者が回答した。希望する運賃料金に対して受け取っている運賃が「低い」と答えたの84.2%で前回調査から1.6ポイントの低下と、6分の5以上が適正な運賃を受け取っておらず、前回からほとんど改善されていないことがわかった。「希望通り」の運賃を収受しているとの回答は前回から1ポイント増の15.2%。

最近半年間での運賃収受で、「特に変化はない」と答えたのは64.6%、これから半年後の運賃収受について「特に変わらない」としたのは66.1%だった。

標準的な運賃を「届け出た」のは77.2%と、全国平均の56.3%を大きく上回るなど回答者の届け出率が極めて高かった。「これから届け出る予定」は9.9%。標準的な運賃を届け出た、あるいは届け出る予定の回答者のなかで、荷主などと「運賃交渉した」のは30%で、前回調査から7ポイント増加。「これから交渉する予定」も2.6ポイント増の29.3%と、運賃交渉の進ちょく状況では改善が見られた。

一方で、交渉の結果、要求が「認められなかった」としたのは40.5%で前回から17.9ポイント増と大幅に増加し、「認められた」のは11.5ポイント減の14.3%と、運賃交渉のテーブルにはつくものの、交渉が認められないケースが増加していることがわかった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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