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積水化学、東北物流拠点内に塩化ビニル管工場完成

2015年3月5日 (木)

拠点・施設積水化学、東北物流拠点内に塩化ビニル管工場完成積水化学工業は5日、同社の環境・ライフラインカンパニーが東日本大震災からの復興需要に対応するため、宮城県亘理町の東北物流センター敷地内で塩化ビニル管の製造工場を新設し、2月27日に竣工式を行ったと発表した。

同社は住宅着工数の減少や公共投資予算の縮小に伴い、需要の減少が見込まれる塩化ビニル管などの汎用品事業で生産体制の再編を進めており、生産拠点については全国を網羅して地域の需要に対する生産と物流の最適化を図る「地産地消」を基本戦略に掲げている。

この戦略の一環として、震災復興需要が本格化する東北地区で安定した供給体制を構築するため、東北では唯一の塩化ビニル管の製造拠点を傘下の羽生積水(埼玉県羽生市)の東北工場として設置、2日から製造を開始した。

■羽生積水東北工場の概要
所在地:宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字棚子1-1(積水化学工業東北物流センター内)
建屋面積:924平方メートル
投資額:2億円
従業員:7人
製造品目:塩化ビニル管
生産能力:4000トン/年
竣工:2015年2月