
(出所:ONE)
ロジスティクスオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE、シンガポール)は23日、アンサナ・テクノロジー(同)が開発したデジタルバンカリングソリューションを使用した電子バンカー納品書(e-BDN)のトライアルを、9月9日にシンガポール港で実施したと発表した。
固有のリンクとワンタイムパスワードを使用してプラットフォームにログインし、引き渡し前後の電子バンカリング書類を完成させ、船舶の出港前に、バンカリング書類がすべての関係者に送信された。
e-BDNの導入は国際海運のデジタル化において重要な焦点となっており、ことし7月に開催された「第80回海洋環境保護委員会」(MEPC80)において、国際海事機関(IMO)が、条件によってはハードコピーやデジタル形式のBDNの受け入れを承認している。
今回のONEのe-BDNトライアルは、11月から実施される電子バンカリングプロセスと書類を導入するMPAのデジタルバンカリングイニシアチブに先立つもので、バンカー業界では年間3万9000人の工数削減を見込んでいる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com