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真空パック原理の圧縮梱包技術、クリンペットJ

2023年10月26日 (木)

サービス・商品業務用トイレットペーパーなどを販売するクリンペット・ジャパン(愛媛県西条市)は25日、消耗品などを圧縮してコンパクト形状にできる「圧縮梱包・クラパックDX」を開発したと発表した。

▲「圧縮梱包・クラパックDX」(出所:クリンペット・ジャパン)

同製品は真空パックの原理を応用した特許技術で、紙製品や不織布製品、繊維製品などを最大50%圧縮でき、運賃や荷下ろし費用、保管費用などの物流に関する費用を削減できる。

圧縮した商品をクラフト紙で梱包することで、次第に商品がクラフト袋の中で伸長し、四角形に膨らむ原理を応用。内側から膨らむ力の作用により、耐圧強度が段ボール以上に増大し、在庫時や配送時に荷物が傷むリスクが軽減され、使用前の開封作業も使用後の解体作業も容易になる。

また、梱包資材にはクラフト袋を採用しているため、使用後は資源ごみとして再利用できることから、廃棄量は段ボールと比べて4分の1となり、CO2排出削減にも寄与する。同商品では質感を損なわない積層方向のみを圧縮する技術が使用されており、日本、米国、フランス、ドイツ、英国、中国、インドネシア、ベトナムで特許を取得している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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