ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

水素エンジントラックを実運用で走行、アイラボ

2023年11月6日 (月)

環境・CSR水素エンジン開発のi Labo(アイラボ、東京都中央区)は6日、ことし10月に始動した環境省の「水素内燃機関活用による重量車等脱炭素化実証事業」の一環で、水素エンジンを搭載した中型トラックによる実貨物を搭載した物流業務の実証走行を開始すると発表した。

▲出発式典の様子(出所:i Labo)

実証走行では、羽田空港から東京ディズニーランド周辺ホテルへの固定ルートのピストン輸送を通じ、水素エンジン搭載トラックの実用性を検証。試験期間は3か月で、一般道や高速道路での走行、隣接水素ステーションでの水素充てん作業、実貨物の集荷・配達などを実施する。出力、燃費、安全性、耐久性、ドライバビリティーなどを評価し、水素エンジン搭載トラックの普及の早期実現に向けた取り組みを加速させる。

アイラボは水素エンジンの研究実績に基づき、部品交換や制御変更により既存のディーゼルエンジン搭載トラックを水素エンジン車に改造する技術を開発しており、これはトラックだけでなく、他の産業機械や発電機、船舶、鉄道車両など幅広い分野に適用が可能だ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com