財務・人事上組は3月31日、エンジン水素化技術を手がけるi Labo(東京都中央区)に出資したと発表した。i Laboは、ディーゼルエンジンの水素化コンバージョンを主力とし、脱炭素社会の実現に向けた技術開発を進めている。
i Laboは2019年11月に設立し、羽田空港と近郊テーマパーク間における貨物配送の実証事業では、車両総重量8トンの中型車両に水素エンジンを搭載し、実運用を試みた実績を持つ。水素社会推進法が成立したことも背景に、同社は水素の製造から輸送、活用に関する取り組みを強化している。
上組は重量貨物輸送やコンテナターミナル運営など物流事業を展開しており、物流の脱炭素化は喫緊の課題と位置づけている。今回の出資により、水素エネルギーを活用した車両の運用や低炭素型輸送網の構築を視野に入れた技術連携を進める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com