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丸全昭和運輸2Q、物流付帯事業の低調で減収減益

2023年11月8日 (水)

財務・人事丸全昭和運輸は8日、2024年3月期の業績予想を修正した。通期予想について、売上高を前回予想から90億円減の1160億円、営業利益を据え置き、経常利益を5億円減の125億円、最終利益を8億円増の98億円とする。第2四半期での貨物取扱量の伸び悩みや海上運賃下落などで売上高が予想を下回ると見込まれる。最終利益は保有株式売却売却益を計上したことなどで上方修正する。

同日発表した24年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.9%減の686億400万円、営業利益が同3.5%減の60億4700万円、最終利益が6.3%増の48億6700万円となった。

物流事業全体の売上高は2%減の596億3200万円、営業利益は3.5%減の51億2400万円だった。貨物自動車運送事業や倉庫業、鉄道利用運送事業は増収だったが、港湾運送事業は関東での穀物や非鉄金属の減少、中部地区での自動車部品の取扱減などで減収。物流付帯事業では、外航船で化成品や電極関連品が、内航船で発電用原料が、航空で化成品がいずれも取扱減となり大幅な減収となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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