行政・団体国土交通省によると、三菱ふそうトラック・バスは9日、同社の大型トラック「ふそうスーパーグレート」のリコールを届け出た。市場からの情報によるもので、対象は2020年12月から23年9月にかけて製造した計1万3762台。9件の不具合と火災1件が報告されている。
不具合があったのは電気装置(PDM電源用配線)。運転席左側にPDMを搭載した大型トラックで、PDMの電源用プラス側配線が不適切なため、PDMブラケットとの干渉により損傷して短絡すると、最悪の場合車両火災に至るおそれがある。
改善措置として、PDMの電源用プラス側配線の配索を点検し、誤配索されていた場合は正規状態に配索し直す。また、電線に損傷が認められた場合は補修する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001707786.pdf
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