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兵機海運2Qは減収減益、外航海運など低調で

2023年11月10日 (金)

財務・人事兵機海運が10日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比15.5%減の79億7600万円、営業利益が同33.7%減の3億4900万円、最終利益が33.6%減の2億7100万円だった。

海運事業では、内航事業の売上高が2.3%増の34億3400万円、営業利益が35.7%増の1億5500万円。油糧・飼料関係における料金改定効果に加え、輸送量の増加に対し自社所有の艀を中心に効率的な配船を行い増収増益となった。外航事業の売上高は56.4%減の7億3100万円、営業利益は66.5%減の7700万円。前期で好調だった建機類の輸送契約が終了したことで大幅減収となった。

港運事業では売上高が15.5%減の30億1800万円、営業利益が6.8%減の7800万円。海上運賃が落ち着いたことに加え、輸出入取扱が低調に推移した。倉庫事業の売上高は4.6%減の7億9200万円、営業利益が60.5%減の3800万円。神戸と姫路地区で危険物倉庫の入出庫、保管の取扱が堅調に推移したが、港運事業の取扱減に連動して輸出入貨物の海上コンテナ荷役作業や付帯作業の取扱が減少した。

また、24年3月期の通期連結業績予想を修正し、売上高を前回予想から15億円減の145億円に引き下げる。営業利益は5億2000万円、経常利益は5億5000万円、最終利益は4億円と変更なし。

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LOGISTICS TODAY編集部
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