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兵機海運3Q、外航・港運事業低調で減収減益

2024年2月14日 (水)

財務・人事兵機海運が13日発表した2024年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比21.4%減の113億4500万円、営業利益が同30.4%減の5億1100万円、最終利益が9.2%減の5億1600万円だった。

海運事業では、内航事業の売上高が2.3%増の52億500万円、営業利益が35%増の2億5800万円。油糧・飼料関係を中心とした料金改定の効果に加え、輸送量の増加に対し自社所有のはしけを中心に効率的な配船を行い増収増益となった。外航事業の売上高は63.3%減の10億700万円、営業利益は72.2%減の7300万円。前年度で好調だった建機類の輸送契約が終了したことで大幅減収となった。

港運事業では売上高が26.5%減の39億3500万円、営業利益が17%減の1億2500万円。海上運賃が半減したことに加え、円安で輸入貨物の取り扱いが減少した。倉庫事業の売上高は4.4%減11億9700万円、営業利益が57.4%減の5400万円。神戸では輸出入貨物の取り扱い減と、それに伴う荷役・付帯作業の売上減、姫路では鋼材の取り扱いが減少した。

また、同日の連結子会社解散により、非連結決算へ移行を表明。24年3月期通期業績予想は、売上高は連結時の予想と変わらず145億円、営業利益は連結時予想から3000万円増の5億5000万円に、経常利益を8000万円増の6億3000万円に、最終利益を4000万円増の4億4000万円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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