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リンコーが通期業績下方修正、一般貨物取扱が減少

2023年11月10日 (金)

財務・人事リンコーコーポレーションは10日、2024年3月期の通期業績予想を下方修正した。売上高を前回予想から4億円減の130億円、営業利益を1億円減の1億5000万円、経常利益を9000万円減の2億5000万円、最終利益を5000万円源の3億円に引き下げる。上半期の運輸部門で主要貨物である素材原料の需要が伸びず、一般貨物の取扱数量が減少しており、下半期でも同様に推移する見通しとなった。

同日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比0.4%減の65億3500万円、営業利益が同26.3%増の6600万円、最終利益が46.6%減の2億3800万円。

運輸部門の売上高は6.3%減の48億3200万円、営業損益は8000万円の赤字(前年同期は3000万円の黒字)だった。一般貨物の取扱量が減少したものの、コンテナ貨物は増加し、全体の取扱量も1.9%増と増加。港湾運送事業では主要貨物である素材原料の需要の減少や荷主の工場の定期修繕の長期化などにより荷動きが悪く、取扱数量は減少。フォワーディング事業でも海上コンテナ運賃の市況が落ち着き、海上運賃の水準が下落した影響から収入単価が下がり減収となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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