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TOPPAN、RFIDで設備温度を一括測定

2026年7月29日 (水)

サービス・商品TOPPANは29日、小型RFIDリーダー「NF-UHF-CB」に温度センサータグの読み取り機能を追加し、8月から提供を開始すると発表した。従来はRFIDタグによる個体識別に対応していたが、今回の機能追加により、複数設備の識別と温度測定を非接触で同時に行えるようにする。

▲温度センサータグ読み取りイメージ(出所:TOPPANホールディングス)

新機能は、Axzon製の温度センサー「Magnus S3」を搭載したタグに対応する。独自のファームウェア設計と通信制御により、タグから温度データを安定的に取得し、対象設備の状態をリアルタイムで可視化する。製造現場の設備点検や、店舗の陳列棚の温度管理などでの利用を想定する。

UHF帯を使った一括読み取りに対応するため、従来の非接触温度計のように対象物を1つずつ測定する必要がない。複数の設備や商品の温度をまとめて確認でき、点検時間の短縮につなげる。高所や稼働中の機械周辺など、作業者が近づきにくい場所でも離れた位置から測定できるため、安全性の向上も見込む。

リーダー本体は手のひらに収まる大きさで、重量は112グラム。長時間の巡回点検に伴う作業者の身体的負担を抑える。測定結果をデータとして記録できるため、手作業による転記や管理上のミスを減らす効果も期待される。

TOPPANは今後、温度に加えて振動やひずみ、湿度などを検知する機能の追加を検討する。物流施設や製造現場を含む設備管理で、RFIDを個体管理だけでなく状態監視にも活用する考えだ。

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