認証・表彰京東集団(中国)は28日、米フォーチュン誌の2026年版「Fortune Global 500」で41位となったと発表した。掲載は11年連続で、世界上位50社入りは3年連続。中国本土の民間企業では最高位だったとしている。
同社は、小売事業を基盤に、AI(人工知能)や自動化技術を活用したサプライチェーン事業を拡大している。小売、物流、医療、産業向けサービスなど3000以上のサプライチェーン業務に技術を導入し、事業現場の運用効率化を進める。
物流分野では、傘下の京東物流が自動化ソリューション「Langzu-Tech」を展開している。倉庫内の入出庫やピッキング、輸送、仕分け、フルフィルメントを連携させ、棚搬送などのGTP(商品が人に届く)型設備と運用システムを組み合わせる。物流工程の柔軟性や処理能力、障害発生時の対応力を高める狙いがある。
海外では、欧州向けオンライン小売事業「Joybuy」を英国、ドイツ、オランダ、フランス、ベルギー、ルクセンブルクで展開する。京東物流は25年末時点で、海外倉庫、保税倉庫、直送用倉庫を25市場に200か所近く運営していた。
国際宅配サービス「JoyExpress」も欧州とサウジアラビアに進出し、英国、ドイツ、フランス、オランダの主要都市で当日配送や翌日配送を提供する。
従業員数は25年末時点で90万人を超え、年間の給与・福利厚生費は1572億元に達した。今後は年間100億元以上を投じ、正社員の宅配ドライバーや配達員向けに社会保険や住宅関連の福利厚生を拡充する方針だ。
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