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NXHD、国際輸送低迷で2四半期連続の通期下方修正

2023年11月13日 (月)

財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は13日、2023年12月期の通期連結業績予想を下方修正した。2四半期連続での下方修正。売上高を前回予想から600億円減の2兆2700億円に、営業利益を100億円減の740億円に、経常利益を90億円減の750億円に、最終利益を70億円減から480億円にそれぞれ引き下げた。国際貨物の輸送需要が想定以上に低迷したことによるもの。

同日発表した23年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比14.6%減の1兆6754億円、営業利益が同67.3%減の514億4200万円、税引前利益が67.7%減の524億4900万円、最終利益が72.7%減の305億2000万円と大幅な減収減益となった。

主力のロジスティクス事業の売上高は18%減の1兆4186億円、セグメント利益は41.3%減の579億7400万円。全体として荷動きが低調に推移し、航空貨物、海上貨物の取扱が半導体関連や自動車関連などを中心に減少したこと、販売単価が下落したことなどが業績を押し下げた。地域別では日本が13.5%減の9433億5000万円。米州が5.4%減の1126億3000万円、欧州が10.6%減の1411億45000万円、東アジアが39.2%減の1151億6300万円、南アジア・オセアニアは38.6%減だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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