行政・団体国土交通省は16日、UDトラックス(埼玉県上尾市)から大型トラック「クオン」に関するリコールの届け出があったと発表した。同社は準備が整い次第リコールを開始する。
クオンのヒーター付きベルトインシート搭載車で、ヒーター線と電源線を接続するカシメ作業が不適切なものがあり、配線同士が部分接触を起こして接触部の電気抵抗が大きくなるため、スリーブの周辺温度が異常上昇し、運転者が火傷、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしている。これまで3件の不具合が報告されており、部分焼損が1件起こっている。
リコール対象は、2021年3月5日から23年10月2日に製造された5135台。改善措置として、全車両のバックレスト側ヒーターマットとクッションを対策品に交換する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001708781.pdf
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