ロジスティクス三菱倉庫は11日、大阪府大東市で建設を進めていた「大東配送センター」が同日竣工したと発表した。
同配送センターは、象印マホービンの配送センター業務向けに、保管スペース拡充と機能強化を目的として3月から既存倉庫施設の建替えに着手していたもので、「災害に強いエコ倉庫」として稼働することとなった。
建築基準を上回る耐震構造の採用、85kwの太陽光発電設備の設置、LED照明の導入など、高い防災・環境性能を持っているほか、耐震性能、耐火性能に十分配慮しつつ、庫内隔壁を極力減らし荷捌き、出荷作業の効率性など、配送センターとしての機能も高度化を図った。
■大東配送センターの概要
名称・所在地 | 大東配送センター 大阪府大東市御領二丁目 |
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建物構造 | 柱:鉄骨鉄筋コンクリート造、梁:鉄骨造、5階建 |
延床面積 | 約11,600m2 |
設備の特徴 | 太陽光発電(85kW)、LED照明、全床防塵仕様 |
建設工事費等 | 約12億円 |
施工期間 | 着工 平成24年3月、竣工 平成24年12月 |