プロロジス、物流施設の自家発電量が上昇

拠点・施設プロロジスは12日、物流施設屋根面に設置した太陽光発電と蓄電池の合計出力が500メガワットに達したと発表。同社は2025年までに1ギガワットを目標としており、この度半分の目標達成を果たした。2005年に太陽光発電設備の設置を開始し、カリフォルニア州オンタリオに1メガワットの設備を設置した結果、500メガワットに到達。この発電量は米国8万6500世帯分に相当する。

プロロジスは2040年のネットゼロ達成を目指し、2025年までに1ギガワットの太陽光発電と蓄電池の出力を目標にしている。2022年9月時点で378メガワットだった太陽光発電能力は32％増加し、世界19か国に1億1400万平方メートルの物流施設を運営しており、今後の太陽光発電と蓄電池の導入規模は最大6ギガワットを想定している。

プロロジスは太陽光発電による電力の一部を地域の電力会社を通じて一般送配電網に供給し、地域コミュニティの温室効果ガス削減と電力供給の安定化に貢献している。カリフォルニア州のCleanPowerAlliance（CPA）とパートナーシップを結び、再生可能エネルギーを供給する計画も進行中。イリノイ、ワシントン、ニューヨーク、ニュージャージーでも同様のプロジェクトを展開中。

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LOGISTICS TODAY編集部
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