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日本郵船、LNG自動車船にGHG削減機構を搭載

2023年12月21日 (木)

環境・CSR日本郵船は20日、新来島どっく(愛媛県今治市)で建造するLNG(液化天然ガス)を主燃料とする自動車専用船に、可変圧縮比機構(VCR機構)を搭載すると発表した。同船は2026年に竣工する。

VCR機構はエンジン燃焼室内空気の圧縮比率をエンジン出力やLNG燃料の性状に応じて最適圧縮比に調整することができる。これにより、LNGガスモード運航では約3%、ディーゼルモード運航では約6%の燃費改善が可能。将来的に、脱炭素燃料を導入する際のエンジン効率改善や、既存船の温室効果ガス(GHG)削減においても有効性が高いとされている。

VCR機構は三井E&S DUが開発し、スイスのエンジンライセンサであるウィンターツール ガス&ディーゼルと共に商用化した技術である。

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