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愛知で1対多運航のドローン医薬品配送実証

2024年2月5日 (月)

ロジスティクス愛知県は2日、ドローンの有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)を用いた新ビジネスを実現させるため、「レベル4飛行を見据えた薬局店舗等への医薬品等の配送」をテーマとした実証実験を実施すると発表した。人口集中地区(DID地区)での1対多運航システムを活用した複数機運航は国内初だという。

▲ドローン配送の将来像(クリックして拡大、出所:愛知県)

同実験では、薬品卸事業者から医療機関への医薬品などの配送において、トラック配送をドローンが代替するビジネスモデルを実施し、DID地区内の河川上空を航路として飛行を行う。1人の操縦者が複数機体を運航管理を実現させるためKDDIスマートドローンの1対多運航管理システムを活用する。

ドローンのレベル4飛行が解禁となり物流分野での活用が期待されているが、天候による飛行制限や、複数の操縦者や補助者が必要なため採算が取れないなどの課題があり、今回の実験によって、同課題の解決とドローン物流ビジネスの促進を図る。

▲実験で使用するドローン

使用する2基のドローンは、プロドローン製「PD6B-Type3」で、機体サイズ2181mm×2398mm、推奨ペイロード20kg、飛行時間20分(4.9kg搭載時)、防水保護性能規格IP44をクリアしているドローン配送の本格運用機体。もう1基は、プロドローン製「PD4B-M」で、機体サイズ1300mm×1300mm、推奨ペイロード5kg、飛行時間45分(機体のみ)、空力特性の優れたクローズドボディを採用し耐風性に優れている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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