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住友倉庫3Q、国際海上運賃下落で減収減益

2024年2月7日 (水)

財務・人事住友倉庫が7日発表した2024年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比20.9%減の1407億3400万円、営業利益が同53.9%減の102億8300万円、経常利益が44.8%減の140億3100万円、最終利益が51.8%減の92億1600万円と減収減益だった。

前年度に海運事業を手掛けるウエストウッドシッピングラインズとその子会社2社を連結外としたことや、高騰していた海上運賃が下落したことで、国際輸送収入が減収。人件費や傭車費の増加も影響した。

主力の物流事業では、倉庫業が機械部品などの取り扱いが増加し3.4%増の235億8200万円と好調だった一方、港湾運送業が一般荷捌きやコンテナ荷捌きの取り扱いが減少したことで5.6%減の232億1500万円、国際輸送業では海上運賃下落や、国際一貫輸送、航空貨物輸送、海外子会社の取り扱いが減少したことで31.3%減の392億4200万円と低調だった。陸上運送業とその他の業務は、情報システム子会社でのシステム開発、EC(電子商取引)関連輸送の取り扱いが好調なことから、1.1%増の464億7300万円となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比15.2%減の1900億円、営業利益が同47.5%減の137億円、経常利益が40.6%減の173億円、最終利益が46.6%減の120億円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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