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三菱倉庫、海上運賃下落で減収減益も倉庫好調

2024年1月31日 (水)

財務・人事三菱倉庫が1月31日発表した2024年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比17%減の1924億5200万円、営業利益が同12.9%減の157億8000万円、経常利益が15.9%減の212億400万円、最終利益が14%減の245億9600万円だった。海上運賃の下落や貨物取扱量が減少したことで、国際運送取扱事業を中心に減収となった。不動産事業で増益も、物流事業の減益分を吸収しきれず、減収減益となった。

物流事業は全体で20.7%の減収。倉庫事業は自動車関連貨物や食品の取扱増、港湾運送事業はコンテナ貨物取扱増でそれぞれ4.4%、2.5%の増収だったが、国際運送取扱事業は海上運賃単価の下落で47%の大幅減、陸上運送事業も貨物取り扱いが減少し0.8%の減収となった。

24年3月期の通期連結業績予想は、売上高が前期比10.2%減の2700億円、営業利益が同15.3%減の195億円、経常利益が15.1%減の255億円、最終利益が1%増の275億円と最終増益としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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