住友倉庫は大幅な減収減益、倉庫業は好調

調査・データ住友倉庫が10日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比17.5％減の1846億6100万円、営業利益が同49.5％減の131億8700万円、最終利益が44.4％減の124億9000万円と大幅な減収減益だった。

主力の物流事業では、売上高が10.2％減の1738億6800万円、営業利益が14.6％減の133億4500万円。

そのうち、倉庫業では、輸送機器用部品などの取り扱いが増加し、売上高は3.3％増の314億1300万円と好調だった。一方で、港湾運送業は、一般荷捌きやコンテナ荷捌きの取り扱いが減少したことで6.3％減の303億4900万円、国際輸送業でも、海上運賃下落や海外子会社の取り扱い減などで27.9％減の506億6100万円と低調だった。陸上運送業とその他の業務は、EC（電子商取引）関連輸送の取り扱いが堅調で1.3％増の614億4400万円となった。

25年3月期の通期連結業績は、売上高が4％増の1920億円、営業利益が2.4％増の135億円、最終利益が0.1％増の125億円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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