ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

キャセイカーゴ、輸入貨物デジタル管理を高度化

2024年2月15日 (木)

ロジスティクスキャセイグループ貨物ターミナル事業のキャセイカーゴターミナル(香港)はこのほど、電子貨物リリースフォーム(eSRF)の提供開始によって、香港の貨物ターミナル事業者として初めて、輸入貨物のエンドツーエンドのデジタル化を実現したことを発表した。

出所:キャセイカーゴ

この新しいeSRF機能は、香港空港局(AAHK)の香港国際空港貨物データプラットフォームにおける輸入航空貨物集荷デジタル化モジュールの重要な部分を占めている。

eSRF機能により、輸入集荷プロセス全体が迅速化、効率化され、貨物運送業者はより柔軟に作業スケジュールを計画できるようになる。さらに、eSRFは紙や手作業による本人確認よりも安全性が高く、顧客に多くのデータを可視化し、紙の船荷証券保管票(SRF)をなくすことで、貨物代理店の保管場所を減らし、より持続可能な未来に貢献する、としている。

従来、貨物運送業者は、紙ベースの本人確認書類による認証を受け、トラックドックや貨物通関のための待機列に並ぶことでしかSRFを取得できなかった。新しいプロセスでは、電子認証によってeSRFを発行することができる。航空会社はフォワーダーや荷受人にeSRFを発行し、事前登録、トラックバースの自動割り当て、貨物通関のためにオンラインで指示を行うことができる。検査確認が電子的に記録され、通関完了の情報はモバイル・デバイスに表示される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com