井本商運、阪神港から敦賀港へ試験貨物輸送を実施

ロジスティクス井本商運（神戸市中央区）は15日、大手外航船社のオリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ライン・リミテッド（OOCL、香港）と協力し、山九のタイ輸入貨物を阪神港から敦賀港へ輸送するトライアルを実施したことを発表した。このトライアルは、阪神‐敦賀航路のサービス拡充の一環として行われ、定期サービス開始2年を迎える節目に実施された。

トライアル初便では、20フィートコンテナ65本を、OOCLのKTX2サービスで阪神港に陸揚げし、400TEU型コンテナ船「しげのぶ」に積み替えて敦賀港へと無事輸送した。さらに、13日には2便目の輸送を記念するセレモニーが敦賀港で開催された。

井本商運は、さまざまな船型を用いた柔軟な配船を行い、今回トライアルで400TEU型コンテナ船を臨時配船するなど、新たな取り組みを展開している。今後もフィーダーサービスの利用促進や、モーダルシフト需要の増加に対応するべく、国内各港間を海上コンテナで輸送する「海コン便」の販売強化に取り組む方針としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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