ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

北陸3県貿易額、23年は輸出入とも減少

2024年2月29日 (木)

国内大阪税関が2月28日に発表した2023年の北陸3県(富山・石川・福井)の貿易概況によると、輸出は前年比5%減の6319億円、輸入は同18.7%減の7233億円で、差し引き915億円の入超となった。輸出入とも昨年の大幅増の反動を受け3年ぶりに減少した。入超は6年連続。

輸出では「建設用・鉱山用機械」が16%増の680億円、「金属加工機械」が25.8%ぞの160億円と伸長したが、寄与度の高い「自動車」が20.8%減の1309億円と落ちこんだことで減少に転じた。

輸入では、「電気機器」が34.6%増の181億円、「建設用・鉱山用機械」が22%増の199億円が増加。一方で、「石炭」が30.6%減の2105億円、「アルミニウム及び同合金」が31%減の751億円と大幅に減少した。

地域別では、輸出はロシア向けが1448億円で全体の22.9%と最も多く、次いで中国(1194億円、18.9%)、韓国(708億円、11.2%)、アメリカ(636億円、10.1%)、フィリピン(352億円、5.6%)となった。輸入は、オーストラリアが1429億円で19.8%、中国が1381億円で19.1%を占める。韓国(700億円、9.7%)、インドネシア(677億円、9.4%)、マレーシア(569億円、7.9%)と続く。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com