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MOL、ステンレス多タンク・ケミカル船隊規模拡大

2024年3月4日 (月)

ロジスティクス商船三井グループ100%子会社でケミカル船の運航事業を担うシンガポールのMOL Chemical Tankers(エムオーエル・ケミカル・タンカーズ、MOLCT)は4日、同じくシンガポールのケミカル船社Fairfield Chemical Carriers(フェアフィールド・ケミカル・キャリアーズ、FCC)の全株式を1日、取得したことを発表した。株式の取得価額は4億米ドル相当となる。

▲MOLCTの運航するケミカル船ENSEMBLE(出所:商船三井)

商船三井グループはケミカル船事業を市場の成長が期待できる事業領域と位置付け、積極的に投資を実施していく方針であり、今回の買収はその一環として実施したもの。

この買収を通じて、MOLCTは、貨物タンクの内壁がステンレスで、タンク数が20を超えるステンレス多タンクケミカル船81隻からなる船体を運行しているが、FCCが運航する36隻を統合することで、世界最大級の船隊規模となり、同社の強みであるステンレス多タンクのケミカル船を活用した専門性の高い事業を強化する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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