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名村造船所、18.2万トン級ばら積み船が完成

2024年3月4日 (月)

荷主名村造船所は1日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していた18万2000トン型ばら積み運搬船「HENG MAY(ヘンメイ)」をヘンメイマリタイム(HENG MAY MARITIME)に引き渡したと発表した。

▲HENG MAY(出所:名村造船所)

「HENG MAY」はダンケルク港への入港が可能な最大船型ダンケルクマックスで建造されている。共通構造規則やIMOPSPC-WBT規則の適用により、船体強度と腐食防止を強化し、船舶の安全性を向上させている。また、NCF(ナムラフローコントロールフィン、Namura flow Control Fin)やフィン付き舵(Rudder-Fin)を含む数々の省エネ技術を採用し、推進性能と燃費性能の向上を実現している。

さらに、窒素酸化物(NOx)排出3次規制に適合する主機関や、環境保護を考慮した船尾管シール装置、バラスト水管理条約に適合したバラスト水処理装置、シップリサイクル条約に基づく有害物質一覧表の取得など、環境への配慮も重視されているほか、港湾内の汚水排出規制に対応するための汚水などの貯蔵タンクも装備している。2025年1月1日以降の建造契約船に適用される二酸化炭素排出量基準をEEDI Phase3を前倒しで達成している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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