名村造船所、ばら積み船「CAPT G」引き渡し

国内名村造船所は11月30日、伊万里事業所（佐賀県）で建造していた18万2000トン型ばら積み運搬船「CAPT G」をCAPT G SHIPPINGに引き渡したと発表した。

同船は、新規開発の載貨重量18万2000トン型ばら積み運搬船の第4番船。主要寸法はフランスのダンケルク港へ入港可能な最大船型ダンケルクマックス。港湾内の汚水排出規制を考慮して、生活排水や雨水などの船外排出を適切に管理できるよう、汚水などを貯蔵するタンクを装備している。

その他にも、主機関および主発電機関には、窒素酸化物（NOx）排出3次規制に適合した機種を採用。さらには、、バラスト水管理条約に適合したバラスト水処理装置搭載、新造船における二酸化炭素排出規制 EEDI(エネルギー効率設計指標)について、本船は2025年1月1日以降の建造契約船から適用される二酸化炭素排出量を基準値比30%以上削減が必要となるPhase 3を前倒して達成するなど、環境負荷低減のための機能も多数有している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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