環境・CSRNTTデータとカジュアルファッション専門店チェーンのアダストリアは4日、4月からアダストリアの国内外グループ会社のブランドに温室効果ガス(GHG)排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle」(シータートル)を導入すると発表した。
シータートルは、企業毎のGHG削減努力が反映される総排出量配分方式を採用し、事業者の活動に関連する他社の排出に該当するScope3まで含めたサプライチェーンの排出量可視化が可能なプラットフォームで、アダストリアは105以上のブランドに同システムを導入し、ファッション業界におけるGHG排出量削減のモデルケース構築を図る。
NTTデータはシータートル提供を通じた企業別のGHG排出量可視化、排出量算定における負荷軽減、企業別排出量算定と製品別CFP(カーボンフットプリント)算定を高いレベルで両立させる算定方式を確立させる。両社は、総排出量配分方式による排出量削減の促進と製品別CFPを用いた算定を両立することで環境先進企業の基盤確立を目指す。
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