M&A温室効果ガス(GHG)の排出量を可視化するプラットフォーム「C-Turtle(シータートル)」を運用するNTTデータ(東京都江東区)は25日、七十七銀行(仙台市青葉区)の投融資先企業へのC-Turtlの導入促進を図るため、両者の業務提携を開始すると発表した。
C-Turtleは、GHGプロトコルのScope1、2(自社における直接・間接排出量)に加え、Scope3(事業者の活動に関連する他社の排出量)の算定が可能なGHG排出量可視化プラットフォーム。サプライヤーの排出量実測値(一次データ)を活用してScope3の算定ができるため、サプライヤーの削減努力を自社排出量に取り込み、削減可能なScope3を算定できる。
業務提携を通じて、同行の投融資先がC-Turtleを活用すれば、投融資先やサプライヤーの排出量の可視化状況が明確になり、サプライチェーンを通じたGHG排出量の算定・削減の推進が可能となる。また、同一プラットフォーム上で七十七銀行に自動連携できるため、効率的で精度の高いGHG排出量を把握できる。
同行は今後、地域の産業構造や地域特性などを踏まえたうえで、投融資先のGHG排出量の算定と削減に向けた課題を明確化していく。
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