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C&Fロジ、売上2000億円目指し低温物流強靭化

2024年3月15日 (金)

財務・人事C&Fロジホールディングスは15日、同日の取締役会で、資本コストや資本収益性の現状を分析、評価し、改善に向けた方針や具体的取り組みを決議したと発表した。直近の年間業績におけるROE(自己資本利益率)が低水準にとどまっていることを受けたもの。

同社のROEは2021年3月期の8.9%をピークに、22年は7.6%、23年は6.7%と低下傾向にあり、同社は第3次中期経営計画の最終年度となる25年度までにはROE8%を達成することを目標に設定。また、売上高の伸長に主眼を置いた長期目標を設定することで持続的な成長を図っていくとし、34年度の売上目標として2000億円を設定。同社の25年度の売上予想1224億円から、10年で60%増を目指す。

具体的取り組みとして、収益基盤である低温物流事業の強靭化や、技術開発と環境対策、人材への投資を拡大することによる持続可能な成長の実現を図るとともに、財務における効率的経営の推進、株主との建設的な対話の促進、社内のガバナンス強化による企業価値の向上を挙げた。

このうち、低温物流分野では、EC(電子商取引)関連や海外での事業拡大を推進するとともに、冷凍冷蔵品の物流ニーズを把握した上での選択的投資を徹底し、チルド・冷凍の2温度帯の共同運営センターの拡充するなどし、既存事業の収益性の強化を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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