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AI搭載高精度OCRで物流省人化、フューチャー

2024年3月25日 (月)

サービス・商品ITソリューション開発のフューチャーアーキテクトは25日、高精度AI(人工知能)を小型化しスマートフォンなどの端末に搭載する「エッジAI」の技術を活用し、物流の業務改革を支援しているEdgeAI(エッジAI)チームの取り組みを紹介した。

同社は運送業界の「2024年問題」に対応するため、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティングサービスを展開しており、IT技術を活用し、物流業界の省人化や効率化を推進することを目指している。中でも、エッジAIを用いた取り組みを推し進めており、スマホなどの端末に搭載され、物流の業務改革を支援しているとしている。

同社によると、エッジAI開発チームは、16年から「業務で使えるAI」を目指して製品開発を進めてきた。特にOCR(光学文字認識)技術による業務の省人化に注力しており、手書きの日本語を高精度で認識できるAIを構築し、顧客の基幹システムにAIを組み込むことで大幅な省人化を実現しているという。

▲バーコード以外にも型番や賞味期限などの読み取りもできる「Future EdgeAI」(出所:フューチャーアーキテクト)

さらに、これまでサーバーで動作していたAIをスマートフォンなどの端末上で動作させることを可能にしたOCRソリューション「Future EdgeAI」(フューチャーエッジAI)を開発。独自の技術により、読み取り精度を低下させることなく小型化し、紙以外のものに書かれた文字もデジタル化できるようになった。

フューチャーエッジAIは紙の配送伝票をデジタル化したり、賞味期限の確認をデジタル化することで、人の作業負担を減らし、ヒューマンエラーを防ぐことに寄与している。また、ピッキングの効率化にも貢献しているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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